やぎがゆく

「やぎ」が見た場所や食べたもの経験したことを書いています

【廃道】旧吹上トンネルを散策

自称廃道マニアの

やぎです。

今回はトンネルの廃道を

散策してきました。

 

吹上トンネル

 

一部界隈では

女性の霊が出るとか

出ないとか

心霊としての呼び名の高い

このトンネル

 

あくまでも廃道(旧道)の

散策として向かいます

ただ心霊はかなり怖い

1番太陽が昇る時間に行きました

 

場所はコチラ

事前の下調べとしては

現在使用されている

新吹上トンネルの他に

旧道の旧吹上トンネル

そしてその更に旧道

旧吹上隧道(旧旧トンネル)が

存在しているとのこと

 

ではなぜ3本もトンネルが

存在しているのか

 

実はこのトンネル

1番古い旧吹上隧道

東京都初の道路トンネル

として1904年(明治37年)

に開通したものである。

 

一般的にトンネルの寿命は

50年ほどと言われているらしく

管理維持の観点

また交通の変容により

それに合った大きさである

必要があるため

廃道化していったと考察できる

 

一方の旧吹上トンネルは

1953年(昭和28年)に開通

現在は自動車が侵入できないよう

杭が打ってあるが

歩行者用として残っているため

細かくいえば旧道の扱いになる

※私の個人的解釈では自動車用道路が

自動車用では無くなっているので

廃道として考えたい

 

先程のトンネルの寿命は

50年ほどという点を

分かりやすくするために

以下に開通年をまとめておく

 

  • 旧吹上隧道        1904年(明治37年)
  • 旧吹上トンネル 1953年(昭和28年)
  • 新吹上トンネル 1993年(平成5年)

 

これで先程の寿命の件

説得力が増すのではないだろうか

 

仮に現在の切削技術を持ってしても

寿命が変わらないとすれば

次のトンネル開通

2043年(令和24年)頃である

と言う仮説が成り立つ

 

話を散策に戻そう

f:id:yagi-search:20190608091650j:image

現在歩行者用として

解放されている

旧吹上トンネルの入り口である

 

昼間でこの明るさ

電気があるとはいえ

一歩トンネルに足を踏み入れれば

足元は見えにくい

 

散策中、歩行者とすれ違う

事は無かったが

どちらにしろ心霊スポットと

呼ばれる理由が分かる気がする。 

 

なんとか反対側へ

f:id:yagi-search:20190608091612j:image

コチラ側からは

緑に侵食されつつある

道路やトンネルを見る事ができ

マニア心を非常にくすぐる

 

ここを自動車が走っていたと

想像するだけでワクワクが

とまらない

 

道路面も緑部分が

多くなっており

想像を巡らせながら

写真を撮るのがとても

楽しかった。

 

f:id:yagi-search:20190608092412j:image

トンネル上部に注目して欲しい

地図や周りの地形から考えると

この上に旧吹上隧道が

存在するようだ。

しかし今回は自身の

装備がままならないために

散策は断念。

 

別の方向から

旧吹上隧道に続く道へ回ってみたが

f:id:yagi-search:20190608092652j:image

やはり事前情報通り

立ち入りは厳しい様子

 

この旧吹上隧道は

現在私有地となっているらしく

一筋縄ではいかないよう

 

仮に進めたとしても

隧道は頑丈に入口が

塞がれているらしいが…

 

そうだとしても

東京都初の道路トンネル

かなり価値のある物

だと思うのだが

 

いつかこの目で

お目にかかりたい

ものである

 

今回の散策記はここまで

 

また吹上トンネルに関わる

成木街道について執筆予定です。

 

最後までお読み頂き

ありがとうございます。