(後編)モグラ駅って何?土合駅に潜ってみた
この記事は(後編)です
ぜひ前編、中編も見てみてください
さて地下へ続く道の反対側を見ていこう
こちらは今まで利用してきた
いわゆる普通の駅と変わらない様子
山の中ということもあり
のどかな雰囲気のホームである
現役でこのタイプの表示に
テンションを上げながらホームを
見回しているとちょっとした発見があった
お気づきだろうか?
ホームどちら側も乗り降りが
できるようになっている事を
駅のパネルの説明
そして先程までいた地下ホーム
写真の右側はまだ上下線ともに
地上ホームだった時の名残りなのではないか
線路等はここからは確認できず
草が生い茂っており
もう何年も使われていない事を物語っている
ただ架線等は現役の方と
変わらないものが残っているため
やはり使われていたのではないかと
推測ができる
これは決定的な証拠ではないだろうか
支柱に「どあい」の文字
こちら側が廃止されてから
どのくらい経っているのかは
探索時には不明だったが
かなり状態良く残っている印象である
後日調べたところ
1967年9月28日から
地下ホームが運用されたようだ
約50年経っているが
“どあい”の文字板は
当時モノだったのだろうか…?
改めて駅舎からホームへ
行く場所を見てみる
意識してみると上下線ともに
利用していた時の面影が感じられる
そしてうっすらだが線路が
敷いていったであろう跡も
確認ができることに気がついた
正直地上ホームの見所はこのくらいか
ホームの先の方まで行けなくも
無さそうだったが
電車がきてないとはいえ
白線を跨ぐ行為には躊躇してしまった
戻って改札付近を眺めてみる
無人化前は駅員さんが
居たと思うとなんだか考え深い
これにて土合駅の探索は終了となる