巨大な地下空間には何があるの?<大谷石地下採掘場跡を探索>
知人に教えてもらい存在を知った
通称大谷遺跡(大谷資料館または大谷石地下採掘場跡)
巨大な地下空間が広がっているとの事
どんな場所なのか行ってみた
資料館が入り口になっており
チケットを購入してから潜っていく
中は夏でも涼しいくらいの気温
そして登り降りも多く
一部水濡れもあるとの事
しっかりとした運動靴をオススメする
最初の階段を降りて行くと
なんとも非日常な空間が広がっている
場所によっては立ち止まったり
撮影禁止のポイントもあるので
しっかり周りを見てルールを守っていく
そもそもこの空間は一体なんなのか
答えとなるパネルが早速あった
簡単にまとめると石切場だったとの事
野球場が入るほどという事で
かなり大きい空間という事が想像できる
そして石切についての知識は0
そんな中楽しめるのか?
少しの不安を持ちながらさらに進んでいく
ふと天井を見上げると
先の見えない大きな穴
こんなにも地下深くにいるのか
と改めて実感した
まだまだ潜っていく
少し開けた空間にでた
ここからは石切の歴史とアートの空間
手掘り跡というとっても衝撃的なワード
ツルハシで人力のみで切り出していた
というから驚き
1日10本くらいを切り出していたそう
ジャケット写真でも撮れそうな
アート空間になっているこの場所
よく見ると模様がついているが
コレは機械式で切り出した跡らしい
ちなみに機械式だと1日50本くらい
切り出せるそうで
手掘りの5倍の効率
知恵と技術の偉大さを感じる模様だった
他にもこの場所に関連のある
アート作品が並んでいる
こんな不思議な空間もある
絶妙な光の入りかたで
人工ではこんな風合いを出すのは難しそう
この大谷遺跡は様々な撮影で
使われているらしく
TVドラマなど幅広い
注意して見ていると
◯◯の撮影で使われました
◯◯の撮影のために器具をつけた跡です
など撮影ポイントの名残りを感じられる
好きな作品を見返して
シーンを脳裏に焼き付けて来ると
また一味違った楽しみ方が出来るかもしれない
全くの初見で訪れたが情報が無くても
色々な視点で語りかけてくる大谷遺跡
楽しみ方も色々あり大満足で地上に帰ってきた
石切の歴史、技術の進化過程
アートの世界、映像作品の一部
空間を切り取って作品を作る
自分の好きな視点から楽しんで欲しい
公式HP
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